部材が法面表面に出ないので完全な緑化法面を形成できます。円弧形状であるためカーブ面にフレキシブルに対応します。溶融亜鉛めっき鋼板を使用しており十分な耐食性があります。 H-100、H-150、H-200の3種類の高さがあります。
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スロープリング覆土工法は、コンクリート護岸の法面にスロープリングを固定し、リング内に土砂を盛土することにより覆土を確実・強固に固定し、自然豊かな景観を持つ護岸を形成します。 ●NETIS登録 CB−980064 |
■施工方法
1.組 立
2.予備覆土 3.据 付
5.覆 土 工 6.植 生 工
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2個の半円形の部材を専用ボルトで円形に組み立てます。
コンクリート護岸に凹面がある場合、覆土を入れ転圧し法面を平滑にします。 円形に組み立てたスロープリングを最下段から順に俵積み状に並べ、リング相互を専用ボルトで連結します。 勾配と覆土厚みにより設定したアンカーピンを所定の位置に施工します。 法面全体に覆土を投入し、所定の厚みに転圧します。 背面がコンクリートで遮水性が高いため耐乾燥・耐浸食性を考慮して草丈の高い西洋芝などを選定し植生します。 冠水頻度の高い護岸では、植生の通根が可能な2mm厚程度の不織布で覆土全面を覆うことにより、施工直後の浸食や根足の土砂の流失を防ぎます。 |
■標準積算表(参考)
条件 | (1)面 積=100平方メートル当り (2)法 長=9.5m以下 (3)総覆土厚=0.35m (4)勾 配=1:2.0 |
名称
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規格
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数量
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単位
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単価
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合計
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スロープリング
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H200×φ1060
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100
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リング
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アンカービン
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D10×350L
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40
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本
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中詰土砂
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35
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m3
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土木一般世話役
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0.16
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人
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普通作業員
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組立工
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1.9
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人
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法面工
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据付工
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1.8
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人
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中詰工
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7.35
|
人
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アンカー工
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0.144
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人
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植生
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材・工
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100
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m2
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1)機械損料は別途計上のこと。
2)覆土厚などの作業条件が異なる場合は適宜増減する。
3)アンカーピンは金属拡張アンカーとして計上。
4)アンカー歩掛りは日本建築あと施工アンカー協会による。
5)アンカーピンは覆土厚などにより異なりますのでその都度お問合せください。